放課後等デイサービス 児童発達支援 運動学習教室クォーレグループ
広島古市教室です。

子どもたちの集団生活の中で、よく耳にするのが

「順番を守ろうね」
「お友達が終わるまで待とうね」
「次は○○さんだよ」

という言葉です。

「待つ」「譲る」「順番を守る」は、日常生活や集団活動を送るうえで大切な力です。

しかし、これらは「言われたからできる」というものではありません。

子どもにとっては、

自分のやりたい気持ちをいったん止めること
相手の存在を意識すること先の見通しを持って待つこと

など、さまざまな力が必要になります。

そのため療育では、単純に「順番を守りましょう」と教えるのではなく、遊びや活動を通して少しずつ経験を積み重ねていくことが大切です。

「待つ」ことは、意外と難しい

大人にとっては「少し待てばいい」と思えることでも、子どもにとっては難しい場合があります。

特に、

「いつまで待てばいいの?」
「自分はいつできるの?」
「今すぐやりたい!」

という気持ちが強いと、待つことそのものが大きなストレスになることもあります。

そこで療育では、まず「待てた」という経験を積むことを大切にします。

例えば、

「先生が3回手をたたいたら交代」
「タイマーが鳴ったら次の人」
「○○さんが終わったら次はあなた」
「このカードを持って待とう」

など、待つ時間や交代のタイミングを分かりやすくします。

「待って」と言われるだけではなく、いつまで待てばいいのかが分かることで、子どもは安心して待ちやすくなります。

「順番を守る」は、ルールを覚えるだけではない

順番を守るためには、

「今は自分の番ではない」
「次は自分の番になる」
「お友達にもやりたい気持ちがある」

ということを理解する必要があります。

例えば、人気の遊具を使う場面。

「○○ちゃんが終わったら、次はあなたね」

と伝え、実際に順番が来たときに、

「待っていたから、今度はあなたの番だね」

と経験を結びつけていきます。

こうした経験を繰り返すことで、

待つ → 自分の番が来る

という見通しを持てるようになっていきます。

「譲る」は、我慢させることではない

「お友達に譲ってあげよう」

という言葉はよく使われます。

しかし、「譲る=自分が我慢すること」となってしまうと、子どもにとっては負担になることがあります。

大切なのは、

自分の気持ちも大切にしながら、相手の気持ちにも気づく経験

です。

例えば、一つしかないおもちゃを二人で使いたい場合。

「○○ちゃんも使いたいんだね。どうしようか?」

と一緒に考えます。

「先に○○ちゃん、その次にあなた」
「一緒に使えるかな?」
「タイマーで交代しようか?」

など、さまざまな方法があります。

「譲りなさい」と一方的に求めるのではなく、お互いが納得できる方法を探す経験も大切な療育になります。

療育では「遊び」を学びの場にする

「待つ」「譲る」「順番を守る」は、特別な教材がなくても、日々の遊びの中で練習できます。

例えば、

ボードゲーム

サイコロを振る、駒を動かす、相手の番を待つなど、順番の基本を経験できます。

ボール遊び

「投げる人」「受ける人」を交代することで、相手の番を待つ経験につながります。

トランプやカード遊び

「一人ずつカードを取る」など、順番を意識しやすい活動です。

人気の遊具を使った活動

「○分使ったら交代」というルールを設定することで、待つ・譲る経験につながります。

工作

道具を一つずつ共有することで、「貸して」「どうぞ」「ありがとう」といったやり取りも経験できます。

このように、子どもが「やってみたい」と思える遊びの中に、自然と社会性を学ぶ機会を組み込むことができます。

「できた」ことを具体的に伝える

順番を守れたときには、

「えらいね」

だけで終わらせるのではなく、

「お友達が使っている間、待てたね」
「自分の番まで待っていられたね」
「○○さんに貸してあげられたね」
「『次どうぞ』って言えたね」

など、何ができたのかを具体的に伝えることが大切です。

子ども自身が、

「自分は待つことができた」
「相手に譲ることができた」
「順番を守れた」

と理解することで、次の場面でも同じ行動につながりやすくなります。

うまくできないときも、大切な学び

もちろん、毎回うまくいくとは限りません。

「まだ使いたい!」
「今やりたい!」
「なんで先なの?」

と気持ちを表すこともあります。

そんなときに大切なのは、すぐに「ダメ」「我慢して」と終わらせるのではなく、

「まだ使いたかったんだね」
「楽しかったから、もっとやりたかったね」
「次はあなたの番だよ」

と気持ちを受け止めながら、どうすればいいのかを一緒に考えることです。

気持ちを持つこと自体が悪いわけではありません。

大切なのは、その気持ちをどう表現し、どう行動につなげていくかを少しずつ学んでいくことです。

「待つ・譲る・順番を守る」は、社会生活につながる力

「待つ」「譲る」「順番を守る」という行動は、一見すると小さなルールのように見えます。

しかし、その背景には、

  • 自分の気持ちを調整する
  • 相手の存在を意識する
  • 見通しを持つ
  • ルールを理解する
  • 相手と折り合いをつける
  • 言葉で気持ちを伝える

といった、社会生活に必要なさまざまな力があります。

だからこそ療育では、単に「順番を守らせる」のではなく、

「待てた」
「譲れた」
「自分の番を楽しめた」
「相手と一緒に遊べた」

という一つひとつの経験を大切にしていきます。

子どもが「我慢できるようになる」ことだけを目標にするのではなく、

自分の気持ちも大切にしながら、相手と一緒に過ごす方法を身につけていく。

その積み重ねが、集団生活や将来の社会生活につながっていきます。

今日の遊びの中にも、「待つ」「譲る」「順番を守る」を学ぶチャンスはたくさんあります。

子どもたちが安心して人と関わりながら、少しずつ社会性を身につけていけるよう、一つひとつの経験を大切にしていきたいですね。

放課後等デイサービス 児童発達支援 運動学習教室クォーレグループ 広島古市教室でした。

詳細・お問い合わせはこちら

株式会社クォーレ

■クォーレ古市教室 TEL:082-877-9001(10時〜18時) 住所:広島市安佐南区中須1‐14‐10‐202 MAIL:qole-houkago@qole.jp(24時間受付中)

■クォーレ五日市教室 TEL:082-943-9001(10時〜18時) 住所:広島市佐伯区五日市中央4‐16‐6‐2F MAIL:qole-houkago.itsukaichi@qole.jp(24時間受付中)

■クォーレ田方教室 TEL:082-507-0390(10時〜18時) 住所:広島市西区田方2‐14‐7 MAIL:qole-houkago.tagata@qole.jp(24時間受付中)

■クォーレ彩が丘教室 TEL:082-926-3906(10時〜18時) 住所:広島市佐伯区河内南1-12-13 MAIL:qole-houkago.ayagaoka@qole.jp(24時間受付中)

■クォーレ五日市児童発達支援専門教室 TEL:082-943-9001(10時〜18時) 住所:広島市佐伯区五日市中央4‐16‐6‐1F MAIL:qole-houkago.itsukaichi@qole.jp(24時間受付中)

■クォーレ千田教室 TEL:082-545-5060(10時〜18時) 住所:広島市中区千田町2-8-8 2F MAIL:qole-houkago.senda@qole.jp(24時間受付中)

 

株式会社クォーレプレミオ(協力会社)

■クォーレプレミオ井口教室 TEL:082-279-9077(10時〜18時) 住所:広島市西区草津新町2-18-15-1F MAIL:inokuchi@qolepremio.co.jp(24時間受付中)

■クォーレプレミオ牛田教室 TEL:082-511-8080(10時〜18時) 住所:広島市東区牛田東4-15-2-1F MAIL:ushita@qolepremio.co.jp(24時間受付中)

■クォーレプレミオ中広児童発達支援専門教室 TEL:082-532-9010(10時〜18時) 住所:広島市西区中広町1-11-4-101 MAIL:nakahiro@qolepremio.co.jp(24時間受付中)

■クォーレプレミオ五日市中央教室 TEL:082-924-2034(10時〜18時) 住所:広島市佐伯区五日市中央5-1-4-1F MAIL:itsukaichityuuou@qolepremio.co.jp(24時間受付中)

■クォーレプレミオ横川教室 TEL:082-503-1900(10時〜18時) 住所:広島市西区横川新町9-20-1F MAIL:yokogawa@qolepremio.co.jp(24時間受付中)

■クォーレプレミオ祇園教室 TEL:082-832-3303(10時〜18時) 住所:広島市安佐南区西原4-33-41-201 MAIL:gion@qolepremio.co.jp(24時間受付中)

共有:

SNS:

採用情報:

その他事業:

運動療育/運