通所受給者証とは
通所受給者証とは、障害児を対象としたサービスを利用するための証明書のことを指します。児童発達支援や放課後等デイサービスといった2つのサービスを利用するためには、各地方自治体の障害福祉課で通所受給者証を取得する必要があります。特に障害者手帳を持っていなくても取得することは可能です。
通所受給者証のメリット
通所受給者証のメリットは児童発達支援や放課後等デイサービスの利用額が1割負担になる点です。こちらは所得によって利用限度額がつきます。
非課税世帯→0円
世帯所得900万円→4,600円
世帯所得900万円以上→37,200円
となります。
上限額以上に支払いを行う事はありません。
通所受給者証のデメリット
受給者証のデメリットは特にありませんが、申請や取得の方法がめんどく臭いことが唯一言えることです。初めての通所受給者証を申請・取得する際にその手続きの途中で困惑してしまう人がほとんどです。以下からはその申請・取得方法について説明させていただきます。
通所受給者証の申請・取得・更新方法
通所受給者証の申請・取得には大きく6つの手順になります。
①利用相談
市役所や区役所、障害児相談支援事業所に児童発達支援や放課後等デイサービスの利用相談を行います。
②申請書類の提出
市役所や区役所に障害児通所給付費支給等申請書を提出します。
③面接
利用条件を満たしているか、また月に南海の利用を考えているのか等を実際に面接を行い確認します。通所受給者証の支給が適切であるか否かを確認します。
④通所受給者証の交付
面接による審査を終えたうえで支給されることが決定した場合、受給者証が自宅へと郵送されます。
⑤事業者との契約
通所受給者証の取得を終えると、次に実際に利用する児童発達支援や放課後等デイサービスの事業所と契約を行います。その際には、通所受給者証を提示する必要があります。
⑥児童発達支援・放課後等デイサービスの利用スタート
以上で利用することが可能です。